架空国家第5世界線

年月	1975年-2006年
国歌	I was born for This
公用語	オスマントルコ語
首都	イスタンブール
人口	4億1022万人
対象国	アムルースク=オスマン帝国
備考	管領政権であり、中央政権ではない。

アムルースク=オスマン帝国は1453年のコンスタンティノープル陥落後の1500年になると皇帝や大宰相の執務を補佐する管領職を設置。
設置後は名門テューダー家の当主が代々世襲し、今日まで至った。10代皇帝スレイマン一世以前の管領たちは陰に隠れ、あまり表舞台には出てこなかったが、スレイマンの死後、大宰相や管領を初めとする官僚達による支配体制が確立する。
皇帝、大宰相を傀儡とする管領による実権政治は、2000年代初期まで続くことになる。

1975年に管領に就任したテューダー家第47代当主、レヌール･パシャの時代に管領政治は最盛期を迎える。レヌールは管領として病気がちとなった皇帝コンスタンノス二世を傀儡として実権を握り、帝国の国政を掌握し栄華を極めた。
エルヴィン･ヴィトン?らの忠臣らと共に政敵を排除し、さらに自身の地位を脅かす存在であった忠臣のヴィトンを誅殺。
逆らうものは北アフリカ府へ左遷するなどの独裁政治を行った。
2000年にコンスタンノス二世が崩御すると、当時の大宰相であったソコルル･エドワーズも殉死。
アムルースク=オスマン帝国皇帝と大宰相は同時に空位となり、しばらくの間管領であるレヌールが大宰相代理となることになった。
これによりレヌール政権は最盛期を迎え、以後2006年までその政治は続くことになる。

2000年初期、レヌールはかつての忠臣であったヴィトンの遺児、エルヴィン･ロンメルと対立。
ロンメルとの対立は深まり、2006年、レヌールはなんとロンメルの策略により失脚。
大宰相に就任したロンメルによって左遷され北アフリカ送りとなった。
息子ウィンストンもイスタンブールのロンメルの元で教育されることになり、事実上の人質となってしまった。
また、失脚した時にテューダー家の家督はウィンストンが継ぎ、管領もウィンストンが継いだ。
こうして管領政治とレヌール政権は同時に崩壊し、管領は形式上のものとなった。