架空国家第5世界線

1926年(大正14年)に旧豊後立憲党(伊藤 博文?総裁)が自由民主党の当時の党首、板垣 退助?氏の反米政策に異論を投じた一部議員を受け入れる際、新たな政党の結党を模索、その中で伊藤博文暗殺事件?が発生したため側近であった江戸小唄 市丸?が希望の党を結党した。また奇遇にも結党日に板垣退助は心筋梗塞で逝去している。

1920年代当時、第一次世界大戦?後の大正好景気崩壊により、豊後の経済は自立できず、北アメリカ連合王国など当時の同盟国からの支援を受けていた。またこの頃は新希望主義の概念がなく、どちらかと言うと教皇を中心とした帝国主義を掲げていた。これは前身の豊後立憲党も同じであった。
領土の拡大方針は広く国民の支持を受け、その後の台湾、樺太、千島併合へと繋がる。
またこの頃は保守、改革共に分裂状態であった。
しかし長らく左派と右派に分裂していた豊後社会党?が統一で合意すると、財界からの圧力も受け保守派再編が行われた。
しかし自由民主党板垣退助党首は伊藤博文を毛嫌いしており完全な合流はできなかった。しかし板垣の方針に異を唱えた数名のみは合流し、希望の党が結党された。
板垣、伊藤両名死後、希望の党党首江戸小唄市丸と自由民主党党首小唄勝太郎はライバルとなるが自由民主党の方が政党として弱く、また市丸首相が行った政策は広く国民の支持を得たこともあり、希望の党が圧倒的優位となり、1939年までの13年という世界基準で言えば長期政権となった。

1939年の総選挙で、33歳の市丸は政界引退を発表。若いしこれからの人気内閣総理大臣の引退は国民に衝撃を与えた。勝太郎も市丸引退に伴い引退を発表。未だに不思議なものである。
希望の党総裁選で大池百合子首相が当選すると、これから1974年まで大池内閣が続いた。なんと35年という長期政権であった。
娘の小池百合子が当選数回で1974年に大池から地盤を譲られ、内閣総理大臣に就任すると小池首相は一宮財閥と連携した経済政策を実施。
小池首相はその後新希望主義を掲げ、世界有数の国家に豊後を押し上げた。
現在も比較的安定した支持率で小池内閣は運営を続けており、実に45年目となる。